No.31 さらなる視点を!副免
私は副免取得に励むことで、他学科の学生と関わり、多角的視点でものごとを見ることができるようになりました。
教育学部では、副免と呼ばれる、自分が専攻とする教科以外の教科の教員免許等を取得することができます。副免の利点としては、現場に出た時に、専攻する教科以外の指導にも従事でき、活躍の場が増えます。さらに、他講座で行われている授業では、自分が全く知らなかったことはもちろん普段自分が勉強している内容でも異なる視点から問題提起されているものがあることもあり、知識だけでなく新しい見方や幅広い教養が身についたと思います。私は心理学コースを専攻していましたが、英語の副免を取っていました。英語教育講座の学生はやはり英語のレベルが自分とはかなり違い、彼らと一緒に自分が英語を話したりすることに少し怖気づいてしまうこともありました。単位を取れるくらいは何とかしなければと食らいついた結果、普段の生活で理解できる英語が増え、TOEICの点数も実際に上がりました。英語力以外でも、英語のニュースを読んでまとめ、プレゼンするような授業では、世界ではどのようなことが起きているのかを知るきっかけになりました。他にも、心理学コースには模擬授業を実施する授業が無いのですが、教育法の授業では、受講生から自分の授業に対して客観的な意見をもらったり、教材やワークシートを見せてもらったりしたおかげで実際の教育実習の授業づくりへの不安が軽減されました。