私は星を観る会という天文サークルで代表を務め、運営を行いました。約150人の団体なのですが、任期の1年間で3回、天体観測合宿を企画し運営しました。普段は毎週天体観測をしているのですが、参加人数が少なく毎回同じ人しか来ないという問題がありました。そこで私は部員同士の交流の場を設けようと、合宿を企画しました。合宿では、夜の天体観測はもちろんのこと、観測ができない日中や雨の日は、星についてのテストや運動会などを行いました。これによって先輩と後輩が関わる機会が増え、夜の観測では後輩が先輩に星を教えてもらう場面も多く見られました。また、あくまでも部活では無いので星への興味の度合いに個人で大きな差がありましたが、テストをすることで知識が増え観測中に互いに教え合うなど、団体に一体感が生まれました。この合宿によって、その後の活動への参加率は2倍ほどになったうえ、先輩後輩関係なく話しやすい雰囲気作りに成功しました。