No.35 面接・現場で役立つ力!自然の家ボランティア

私は学部1年生の時から岐阜市少年自然の家でボランティアをしています。主な活動としては自然の家が主催している事業のお手伝いで、子どもたち対象のキャンプでは4~5人の子どもたちのグループのリーダーとして12日一緒に過ごします。子どもたちと一緒に過ごす2日間は短いですが子どもたちの純粋な感性に驚かされることばかりで、毎回とても濃い時間を過ごさせてもらっています。最初の頃は子どもたちがクラフトやクイズなどで行き詰まっているのを目にするとついつい手を出したくなっていましたが、活動する中で、あくまで子どもたちが活動の主体なので、子どもたちがどうすれば「自分の力でやり遂げられた!」と感じられるようなサポートが大切だと思うようになりました。岐阜大学の教育学部ではどの学年でも教育実習の機会が設けられていますが、実習の期間のみでは子どもたちと自分がどのようにかかわっていけばよいのかを知るのには足りないと思います。教育現場ではよく「子どもたちの実態をつかむ」ことが大切だと聞くと思いますが、子どもたちの実態を踏まえたうえで、自分はどのように子どもたちに働きかけていけばよいのか、実際の現場に出る前に知ることのできる貴重な機会だと思います。私はこのボランティアを通して、このような貴重な体験ができたと考えます。

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